エジプトから出られないお父さんの話

工藤遥ちゃんの卒業という一大ショックからブログを立ち上げ、思いの丈を綴ろうとしたはいいものの、言葉がうまく紡げず1ヶ月が経ってしまいました。
そして工藤の最後の演劇女子部の作品、「ファラオの墓」の幕も開いてしまいました…

初日(6/2)と6/6で、太陽の神殿編と砂漠の月編を両方とも1度ずつ観劇したので感想をつらつら書きます。
※ネタバレ含みます

 

 

 

 

 

 

まずは6/2から、初日の為、どんな脚本でどんな演出で来るのか、メインテーマ以外の曲はどうだろうか…と観劇する側も緊張感のある劇場。
3列という名の2列目で上手側、舞台近え…

影アナウンスは石田と工藤、すでに役に入った話ぶりで気持ちが引き締まる。
音楽がすっと変わり、音量が大きくなり幕が降り、照明が落ちる。
ミュージカルやら舞台やらコンサートやら沢山観に行くのですが、この瞬間が一番好き。どきどきわくわくする。

幕に映像が映され、古代エジプトの世界へと連れて行かれます。

 

 


初回観た感想の総括としては、殺陣がすごい、話は簡単だな、という印象。
笑いどころもあって楽しめたんだけど、まーた人が沢山死ぬ話か〜〜って感じでした。
(原作読んだら縛られそうだし時間もなかったので読んでません)

 

 


ハルちゃんが愛おしすぎて、愛で過ぎていて、父のように見守っている私ですが、石田飯窪野中の演技に魅入りました。
石田飯窪に関してはごがくゆうから上手いなあ〜〜って思ってたんですけど、今回さらに良いな!と

 

 

石田スネフェルは狂気的、登場から人を嘲笑ってるし、高笑いしながら楽しそうに敵をなぎ倒して行く感じ…ゾクゾクした。

婚約者のアンケスエンには愛されてないし、民衆には怖がられるしで寂しい王なんだけど自害しようとしてるナイルキアに出会って惹かれていって…。
スネフェルは下手にいることが多いから、上手からナイルキアを見つめる顔がよく見えるのですが、石田スネフェルのナイルキアを見つめる愛おしそうな顔といったらもう…

特に印象強かったのは、ナイルキアの願いでスネフェル自ら処刑した後の行動。ナイルキアをぎゅっと抱きしめながらスリスリするの…ほっぺスリスリ…笑いながら人殺してた人が…ほっぺスリスリ…

あーこれは好かれる役柄ですわあ…好きですわあ…

 

 

最後のタイマンシーンの石田スネフェルさんは、おもっくそ楽しそうでしたね。

 

 

 

 

 

飯窪ネルラは、動きや喋り方が全体的にディズニープリンセスっぽい。

アナとラプンツェルを足して2で割った感じ?

特に「あーなんでこんなこと言っちゃったんだろ!忘れて!」みたいな台詞の後の行き場を無くした手のしまい方なんか大好きですね。ヒラヒラ〜っと

 

ネルラ、アンケスエンが上手にいることが多くてTHE眼の前でうつくしさでドキドキしてしまった…

残念だったのがこの2人のマイクの調子が悪くてどちらかが出て来るとノイズが入っていましたね。

 

洗濯女とネルラの会話が日替わりっぽかったな、初日は訛りひどい洗濯女にネルラ「癖がすごい」でした。

 

 

あ、あとマイク不良といえば、小田サライのマイクが1.2分くらい切れて地声だった。

 

 

 

ユタが語り部のようで最初から最後までナレーションすることがあったんだけどそのナレーションに抑揚つけ過ぎてて聞きづらいというか入りづらい部分があったり、光当たって目立ってる人たちの後ろとか下とかで小ネタ入れてたりとかしてて目が足りなかったりした。

まだ初日だから今後どうなっていくかも気にしながら千秋楽まで観劇していきたいと思います。